ソースファイルを作成 で作成したプログラムを、VSCodeを使って実行してみましょう。
ここでは、一番簡単な、「ターミナルでPythonを実行」機能を使って実行します。
「ターミナルでPythonを実行」 は、特別な準備なしに、すぐにPythonプログラムを実行できます。手軽に使えますので、Pythonの勉強や実験に適した実行方法です。
ターミナルでPythonを実行¶
メニューで ファイル|ファイルを開く をクリックし、ソースファイルを作成 でデスクトップに作成した
hello.py
ファイルを開きます。hello.py
ファイルを開くと、自動的にPythonの編集モードとなります。画面左下に、インストールしたバージョンのPythonが表示されていることを確認します。表示されていない場合、Pythonのインストール に戻って、Pythonのインストールを行ってからVSCodeを再起動してください。
画面右上にある ▷ をクリックすると、画面下部に ターミナル が表示され、ソースファイルを実行します。
実行した結果として、
Hello World
と表示されているのを確認してください。
ターミナルで選択範囲を実行¶
ソースファイル全体を実行するだけでなく、一部分だけを選択して実行することもできます。
ctrl+a
(コントロールキーを押しながらa
キー)を押し、で、ソースファイル全体を選択します。shift+Enter
(シフトキーを押しながらエンターキー)を押すと、選択した部分がターミナルで実行されます。
ターミナルでカーソル行を実行¶
テキストを選択せずに shift+Enter
を入力すると、カーソル行が実行されます。
hello.py
の末尾に移動し、1+1
と入力します。- カーソルを
1+1
と入力した行に移動し、何も選択せずにshift+Enter
(シフトキーを押しながらエンターキー)を押すと、カーソル行がターミナルで実行されます。
使い終わったら実行中のPythonを終了させる¶
shift+Enter
キーを使って ターミナルで選択範囲を実行 や ターミナルでカーソル行を実行 を行ったあと、画面右上の ▷ をクリックして ターミナルでPythonを実行 を行うと、エラーとなってしまいます。
この場合、▷ をクリックして実行する前に、ターミナルタブのゴミ箱アイコン 🗑 をクリックして、いったんPythonを終了してから、ターミナルでPythonを実行 を実行します。