ここでは、開発ツールとして Visual Studio Code(VSCode) を利用してPythonプログラミングをはじめる方法を、できるだけ簡単に解説します。
Pythonのようなプログラミング言語は、インストールしてすぐ使える、というツールではありません。WebブラウザやExcelなどのアプリケーションは、使ったことがなくても、画面を見ながらマウスで操作すればなんとなく使い方がわかります。しかし、Pythonのようなプログラミング言語を使って、自分で書いたプログラムを動かすには、いろいろなツールの使い方を勉強する必要があります。
ですから、まったくの未経験者の方が、いきなり手元のパソコンでPythonのインストールを始めるのは、あまりおすすめできません。このページを読みすすめる前に、まずWebブラウザだけでPythonの基礎を練習できる
ゼロからのPython入門講座
で、プログラミングを体験してみることをおすすめします。ゼロからのPython入門講座 を一通り終えたあと、もう一度ここに戻って勉強を続けましょう。
目的¶
この、Visual Studio Code でPython入門では、次の3つを目標としています。
プログラミング未経験者に、Pythonプログラムを開発し、実行できる環境を手元のパソコンに構築する。
Visual Studio Codeを使って、実際にプログラムを作成・実行する手順を紹介する。
簡単なPythonプログラムの開発を通じて、基礎的なコンソールアプリケーションに必要な知識を習得する。
プログラミング言語としてのPythonの解説ではなく、実際にPythonでプログラムを開発し、作成したプログラムをパソコンで動かすために必要なツールや、Windowsの機能などの解説が中心となります。
前提として、基礎的なPythonの知識が必要です。先に
ゼロからのPython入門講座
を読んでおいてください。
次のステップ¶
しつこいようですが、ゼロからのPython入門講座 は読み終わりましたか? 読み終わっているなら、いよいよパソコンにPython環境をインストールして、勉強を続けましょう。
開発環境のインストール を開いて、Windows 10パソコンにPythonを利用する環境を設定しましょう。