Colabでは、書き間違いなどがあるプログラムを実行すると、次のようにエラーが表示されます。
エラーが出てしまったら、次の点に気をつけて、もう一度入力し直してみてください。
日本語入力はオフにする!¶
パソコンで文章を書きとき、入力できるアルファベットや数字には2種類あります。かな漢字変換中は、全角文字 という、ちょっと横幅の広い文字を入力できます。かな漢字変換がオフのときには、横幅のせまい 半角文字 が入力されます。
半角 | 全角 |
---|---|
a | a |
1 | 1 |
半角文字と全角文字の微妙な違いがわかるでしょうか?
半角も全角も見た目にはほとんど違いありませんが、Pythonでプログラムを書くとき、半角で書くべきところを全角で書いてしまうと、エラーが発生します。
当分のあいだ、この講座では全角文字(文字幅が2文字分ある文字)は使いません。 半角の英数字('a'
、'0'
) だけを使います。
日本語入力は常にオフにして、全角のアルファベット 'a'
や数字 '0'
などが紛れ込まないようにしましょう。
とくに、全角の空白文字が紛れ込んでしまうと、見た目では半角の空白と区別がつきませんから、とてもわかりにくいエラーになってしまいます。全角文字は決して使わないように、くれぐれも気をつけてください。
余計な文字を追加しない!¶
この実習では、サンプルに書かれているとおりのプログラムを、まったく修正はせずに、そのままセルに打ち込んでください。
Pythonはちょっと厳格なところがあるプログラミング言語で、余計なところで改行するだけでも機嫌を損ねてしまうことがあります。余計な苦労をしないためにも、最初はサンプルをそのまま、見た目通りに打ち込んで実行しましょう。
もちろん、なれてきたら好きなように書いて大丈夫ですが、最初のうちは、どんな修正をしても大丈夫なのか、わからないと思います。
コピペもOK!¶
最初のうちは、自分でプログラムを打ち込まなくとも、書かれているプログラムを選択・コピーして、セルにペーストして実行しても良いでしょう。
この章の目的は、Pythonプログラムを実行する感覚を掴んでもらうことです。文字の打ち間違いで、あまり時間を浪費しないほうが良いでしょう。